平原康多&宿口陽一トークショー
Q宿口選手が初めてのGⅠタイトルを獲った時、現地にいらっしゃいませんでしたが、優勝した瞬間平原選手はどう思いましたか?
平原「鳥肌が立ちましたね。GⅠで優勝する大変さを知っていますからね。」
Q宿口選手は優勝後、放心状態の様な感じが見受けられましたが…
宿口「自分はとんでもない事をしてしまったなと…。実感は全然湧かなかったです。
競輪場を出てから平原さんに電話で話している時に泣いてしまって、その時にやっと実感が湧きました。ただ平原さんには『何言ってるか分からないから、また後でかけて』と言われちゃいましたが…(苦笑)」。
Qそれは嗚咽が凄かったとか?
平原「いや、それはなかったんですけど、本当に何喋ってるのか分からなかったんですよ(笑)しばらくしてから『おかげさまでタイトルを獲れました』と電話で報告をうけました」。
Q宿口さんはタイトルを獲ってからなにか変わりましたか?
宿口「なんか皆から凄いって見られるけど、まだまだだと思っている。今までと変わらずに1戦1戦大事に戦っています」。
Q次は弥彦での寛仁親王牌で平原選手が優勝されましたが、この時も宿口選手は現地にいらっしゃいませんでしたが、優勝が決まったときはどう思いましたか?
宿口「平原さんが優勝した嬉しさと、一緒にグランプリを走れるということに全身鳥肌が立ちました」。
Q平原選手は落車が続いて流れが悪い状態からの優勝でしたね
平原「久しぶりのタイトルは嬉しいですね。流れは悪かったですけど、苦しいとは思わないように楽しんで練習をしていました。競輪は楽しいですからね」。
宿口「落車があった後、肘を骨折しているのに誰1人として勝てなかったですからね」
平原「宮杯に向けての気持ちが入り過ぎてただのケガだと思っていました(笑)」。
Q次はお二人とも11月の競輪祭に出場されます。平原選手は競輪祭と相性が良いですね。
平原「いやぁ、相性が良いかは分からないですけど。もう一個GⅠを取ってグランプリに挑みたいですね」
Q宿口選手はいかがですか?
宿口「小倉のバンクは相性が良いんです。少しでも良い成績を残せる様に頑張りたいです」。
〈取材・宮本〉